ご高齢の方の腰痛の中には、圧迫骨折による腰痛の方がいらっしゃます。
高齢者の圧迫骨折による腰痛
圧迫骨折というのは、背骨の一部が潰れてしまう骨折です。
圧迫骨折とは?
圧迫骨折というのは、背骨の椎体と言われる部分が潰れてしまう骨折です。
ご高齢の方に多く、骨粗しょう症などが原因となります。
転倒や尻餅をついた後に良く起こりますが、気が付かない内に少しづつ圧迫骨折が起こることもあります。
圧迫骨折は、腰よりも少し上の背骨で起こることが多いので、腰よりも少し上が痛む時には、病院に行きましょう。
圧迫骨折の症状
圧迫骨折の特徴的な症状がいくつかあります。
- 腰よりも少し上が痛む
- 背筋を伸ばすと痛む
- 仰向けで寝られなくなった
- 咳やくしゃみで響く
- 急に背が低くなった
- 急に背中を丸めて歩くようになった
- 座っていられない
こういった症状がみられる場合には、病院に行きましょう。
まずは固定が必要
圧迫骨折になってすぐの時には、固定が必要です。
ですから、まずはしっかりと診断を受けることが大切です。
痛みが続く場合には再度病院院に行きましょう
転倒や尻餅の後、病院に行って大丈夫だと言われた後でも、痛みが続く場合には再度病院にいきましょう。
数か月の後に、圧迫骨折だと判明することがあります。
この記事は以上になります。