森田療法の『思想の矛盾』は苦悩の根本原因を説いている

森田療法には、『思想の矛盾』という考え方があります。

思想の矛盾というのは、こうあらねばならない、こうあるはずであるという考えと、事実が食い違う(矛盾)してしまうことです。

つまりは、思い込みと事実あることや起こっていることが食い違うことです。

森田療法では、人が神経症に苦しむ根本原因が、思想の矛盾にあると考えます。

そして、これは神経症に限らず、人が苦悩を抱える根本原因です。

人が精神的に悩み苦しむ時には、必ずこの思想の矛盾が起きています。

つまり、今現実に起こっていることと、思い込み・思考・観念が食い違い、矛盾してしまっている時に、人は悩み苦しみます。

ではなぜ、思想の矛盾が苦しみになるのかと言えば、思想の矛盾が起こった時に、人が事実・現実側を変えようとするからです。

思い込みと事実・現実が矛盾した時に、人は思い込みを変えようとするのではなくて、なぜか事実・現実側を変えようとします。

ですが、事実・現実というのは、起こってしまっていることなので、自分の思い通りに変えることが出来ません。

ですから、いつまで経っても自分の思い込み通りに、事実・現実が変わらないので、人は苦しみます。

では、この思想の矛盾をどうすれば良いのかと言えば、思い込み側を変えれば良いのです。

すると、自分の思い込みと事実・現実が矛盾することがなくなり、同時に苦悩も消え去ります。

※人生の苦しみの原因になっている思い込みに気が付いて、本当の幸せを感じたい方は、心理カウンセリングにお申込みください。⇒心理カウンセリングについて

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