人間は不安な時には、不安な姿勢をしています。

また、怖い時には怖い姿勢をしています。

このように、人間の心の状態(感情)と体の状態(姿勢)は相関関係があります。

ですから、不安感をなんとか無くしたい時に不安な姿勢をしていると、いつまでたっても不安感が抜けないということが起こります。

また、逆に不安でない姿勢をしていれば、不安感を持つことができないということでもあります。

では、不安な姿勢・不安でない姿勢とはどんな姿勢なのでしょうか?

不安な姿勢

不安な時に、人間は胸の真ん中がギューッと締め付けられるような感じがしています。

そして、この感覚はとても嫌なものに感じられます。

ですから、人間は不安な時に胸を閉じる、胸を抑えるような姿勢をとります。

不安な時に、実際に胸を押さえる方は多いです。

そして、この姿勢は猫背姿勢と同じです。

また、巻き肩と呼ばれる肩が前に出てしまう姿勢と同じです。

この姿勢はパソコンやデスクワークの姿勢ですので、こういった作業を長時間行い、姿勢が固まってしまっている人は、不安になりやすいとも言えます。

どういうことかといえば、猫背・巻き肩姿勢は、背中の曲がった姿勢で、胸やみぞおちや胃の辺りを圧迫する姿勢です。

すると

「猫背・巻き肩姿勢」⇒「胸・みぞおち・胃の圧迫」⇒「胸やみぞおちや胃の辺りが苦しい感覚の発生」⇒「不安感の発生」

という流れで、猫背・巻き肩姿勢が、不安感につながります。

不安にならないためには

このように、ある感情に伴う姿勢をとっていると、自然とその感情が起こってきてしまいます。

ですので、「不安感」というのは心の問題だけでなく、「姿勢」という身体面の問題でもあります。

ですから、不安感をなんとかしようとする際には、まず心へのアプローチをするのではなくて、姿勢から変えるのが効率的です。

では、具体的にどのような姿勢をとるのが良いのでしょうか?

それは

胸を開く姿勢

です。

胸を開く姿勢というのは、みぞおちを斜め45度上に向ける姿勢です。

やってみるとわかるのですが、この姿勢をとったまま不安になることができません。

ですから、この姿勢のまま深呼吸を数回すると、不安感がスーっと消えていきます。

また、デスクワークなどの際には、「伸び」を頻繁に行うと良いです。

健全な姿勢には健全な感情が宿る

以上、姿勢と不安の関係性をご説明してきましたが、これは不安だけの問題ではありません。

このことは全ての感情に言えることです。

恐怖・悲しみ・怒り・喜び・安心・幸せなどです。

そして、見た目に良い健全な姿勢は、健全な心地よい感情を生みます。

逆に、見た目に悪い姿勢は、嫌な感情を生みます。

ですから、良い姿勢というのは、感情や心にとっても良い姿勢です。

日頃から、良い姿勢でいることを心がけ、精神も整えましょう。

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