春先になるとぎっくり腰が増えます。

これには諸説ありますが、なぜか本当に増えます。

そして、ぎっくり腰の方の原因は同じかというと皆さん違うので、これもまた不思議なところです。

腰痛というと腰に痛みがあるので、そこをなんとかすればよいと考えますが実際には違うことがほとんどです。

ですので、私はまず患者さんの話をよく聞くことからはじめます。

すると、なんとなくですが、その方の生活状況が想像出来て、またなんとなく原因がわかってきます。

そして、実際にお体の状態を検査することで、原因が明確になっていきます。

ですが、やはり皆さん、とても無理をしています。

その無理が腰痛になって現れています。

いつも気楽に、好きなことを自由にやっている人が、ぎっくり腰で来院されたことはありません。

皆さん、薄々体に無理が来ていることを知りながら、それでも、何かのために頑張って、最終的に腰を痛めています。

ですから、私も、生活を変えてくださいとはなかなか言えないです。

辛うじて、出来る範囲で良いので、変えられるところから変えてくださいというのが精一杯です。

そうは言っても、生活習慣を変えないことには、腰痛は治りません。

ですので。、腰痛に良くない生活習慣で比較的変えやすいのは、座り方・立ち方・歩き方です。

一番身近で、変えやすい生活習慣です。

そして、一番体の歪みに影響する生活習慣です。

極端なことを言えば、キチンと座って、キチンと立って、キチンと歩けば、体は歪まないです。

座り方で言うと、一番良くないのが、背中を丸めた座り方です。

骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まる座り方です。

立ち方で言えば、カカトに重心がかかる後ろ重心が良くないです。

そして、歩き方は足の外側に重さがかかる外側重心です。

これらの良くない姿勢は、全部連動しています。

座り方が悪くなると、立ち方も歩き方も悪くなります。

逆に言えば、座り方が良くなると、立ち方も歩き方も良くなります。

ということで、腰痛の原因は人それぞれで、その人の生活習慣が影響しています。

それを明らかにして、気をつけていただけるように指導するのが、私の仕事なんですが、

私は、その指導がとても苦手です。

それは、なぜかといえば、

自分が出来ていないから

ですね。

今でこそまだマシですが、昔は誰よりも生活習慣が乱れていたのではないでしょうか?

その結果が、数々の心身の不調です。

ですが、今思えば、もしも生活習慣のことを厳しく言ってくれる人がいれば、私はそんなに苦しまなくてすんだのかもしれません。

そう思うと、厳しく指導できたほうが良いのでしょうが、いやはやなんとも。

難しいですね。

指導力のない私ですが、お話を聞くことは得意ですので、そこでカバーしていけたらなと思っています。

・・・

というわけで、今回は、腰痛について書かせていただきましたが、

結局、私の指導力の話になってしまいました。

どうしたら、指導力がつくのでしょうか?

私の課題の一つです。