ずーっと座っていて、いざ立ち上がろうとすると腰が痛い。
こういった、立ち上がる時の腰痛にお悩みの方はたくさんいらっしゃいます。
実は、この立ち上がる時の腰痛の原因は、立ち上がる前の
座り方
に原因があります。
では、どんな座り方をして、どう立ち上がれば良いのでしょうか?
なぜ立ち上がる時に腰が痛いのか?
立ち上がる時の腰痛は、座り方に原因があると言いましたが、なぜ、座り方によって腰が痛くなるのでしょうか?
それは、
腰を丸めた座り方で体が固まった状態で立ち上がるから
です。
腰を丸めた座り方というのは、骨盤を後ろに倒し、腰・背中が丸まった座り方です。
「腰を丸めた座り方」
そして、この状態で固まると、いざ立ち上がった時に腰が痛くなります。
それは、何故かといえば、
立った時には、腰を丸めた状態から、腰を伸ばす必要があるから
です。
「立った時には腰が伸びる」
腰を丸めて座っていても、立った時に腰を丸めたままでよければ、腰は痛くありません。
しかし、腰を丸めたまま立つと、前が向けません。
これが老人姿勢と呼ばれる姿勢です。
「老人姿勢」
つまり、なぜ立ち上がった時に腰が痛くなるのかと言えば、
立つ時には腰が伸びなければいけないのに、座っている時に腰が丸まったまま固まるから
です。
「腰を丸めて座る」 |
「立つ時は腰が伸びる」 |
どのように座れば、楽に立ち上がれるのか?
では、どのように座れば、楽に立ち上がれるのでしょうか?
それは、
始めから腰をのばして座る
ことです。
腰を伸ばした座り方というのは、骨盤を立てた、背筋を伸ばした座り方です。
「腰を伸ばした座り方」
この座り方で座っていれば、いざ立ち上がっても元々腰が伸びているので、腰に負担がかかることはありません。
「腰を伸ばす座り方」 |
「立った時には腰が伸びる」 |
まとめ
立ち上がる時に腰が痛いのは、座っている時に腰を丸めているからです。
立ち上がる時には、腰を伸ばす必要があるので、座っている時に腰が丸まっていると、いざ立った時に腰に負担がかかります。
ですから、立ち上がる時に腰が痛い人は、座っている時から腰を伸ばして座りましょう。