肩こりは国民病・現代病と言われるほど、多くの方が悩まれる症状です。

ですが、本や雑誌、インターネットで調べても、なかなか良い対策が見つからず、根本的な解消ができないという現実があります。

しかし、何かの病気が隠れている肩こりでなければ、肩こりは解決します。

なかなか肩こりが解消できないのは、

「人によって肩こりの状態(軽症・重症)が違い、それぞれの段階で適切な対策がとられていないから」

です。

あなたの肩こりの状態に合わせた、原因の解明と対策をすれば、あなたの肩こりは解決します。

この記事では、整体師である私の視点から「肩こりの原因と対策」をご説明させていただきます。

1.肩こりがなかなか改善できない理由

一般的に肩こりはなかなか改善しないものであるという認識があります。

本来はそうではないのですが、そう思われているのには理由がいくつかあります。

①肩こりといっても人によって状態が様々

まずは、肩こりと一言で言うものの、人によってその肩こりの状態が違うことがあります。

肩こりの状態が違うということは、人によってその対策も異なるということです。

ですから、その人の肩こりの原因を明らかにして、その人の肩こりに合った対策をする必要があります。

そうすれば、当然原因が取り除かれるのですから、肩こりも改善していきます。

②多くの原因が、生活習慣にある

そして、肩こりの原因の多くが、その人の生活習慣にあるという点も、肩こりがなかなか改善しない理由です。

生活習慣というのは、無意識にやっていることなので、その習慣が自分の肩こりの原因になっていることに、なかなか気づきません。

ですから、いくら肩の運動をしたり、マッサージに定期的に言っても、原因となる生活習慣が変わらないのですから、当然肩こりも良くなっていきません。

③自分に合わない肩こり対策をやって効果がでない経験をする

肩こりに関係する情報は溢れています。

その情報はそれぞれに、間違いはなく、効果もあります。

しかし、その方法があなたに合う保証がありません。

たまたま自分に合う方法を実践できれば、当然肩こりが改善していくのですが、そういったことはなかなか起こりません。

ですから、いくつかの肩こり対策を行い、効果が出ずに、肩こりの改善を諦めてしまう方が沢山いらっしゃいます。

しかし、あなたに合う肩こり対策であれば、必ず肩こりは良くなっていきます。

2.一般的に考えられている肩こりの原因

肩こりの原因として考えられているのは、

・人間は動物と違って、頭を上にしているということ

・腕をぶら下げていること

・運動不足

・パソコン作業・事務作業

などです。

しかし、二足歩行で、頭を上にして腕をぶら下げているのは全人類に共通ですし、運動不足でもパソコン作業をしていても、肩こりでない人はたくさんいます。

では、肩こりの人と肩こりでない人の大きな違いはどこにあるのでしょうか?

3.整体師の考える肩こりの原因

肩こりの原因は、本当に人により様々ですが、多くの方に共通の原因があります。

肩こりには、その影に内臓の病気などが隠れていることがありますが、そうでなければ、肩こりの多くの原因は

姿勢が悪いこと

にあります。

パソコン作業していようと、運動不足であろうと、姿勢がよければ、肩の筋肉には負担がかからず、肩こりにはなりません。

では、どんな姿勢が良くないのでしょうか?

現代の日本に肩こりが多いことを考えると、その答えは、現代日本の生活習慣にありそうです。

生活習慣には色々ありますが、毎日、肩こりの患者様の状態を見て、お話を聞き、整体施術をさせていただいていると、そこには

座り方が悪い

という共通点が見つかります。

先ほど肩こりの原因として、上げさせていただいた、パソコンや事務作業は座って行います。

また、現代日本では移動手段も、車や電車ですので、一日の中で座っている時間が圧倒的に長いです。

ですから、座り方が悪いと、姿勢が悪くなり、猫背になります。

すると肩の筋肉に負担がかかって肩こりになり、それが慢性化します。

ですので、肩こりの原因の元を辿ると、座り方の悪さにたどり着きます。

4.どんな座り方が悪いのか?

では、どんな座り方が良くないのでしょうか?

それは

骨盤を後ろに倒す座り方

です。
悪い座り方

「骨盤を後ろに倒す座り方」

骨盤を後ろに倒すと、写真のように背中が丸まり、肩の位置が前に移動して「巻き肩」と呼ばれる状態になります。

この状態で数時間作業していると、腰や肩や首が痛くなってきてしまいます。

なぜかといえば、この姿勢が腰や肩や首に負担をかける姿勢だからです。

逆に言えば、負担のかからない姿勢で座っていれば大丈夫だということです。

5.どんな座り方が良いのか?

では、どんな座り方をすればよいのでしょうか?

それは骨盤を立てた座り方です。

良い座り方

「骨盤を立てた座り方」

先ほどの写真と比べると、背中が伸びているのがわかります。

この状態であれば、腰や肩や首に負担がかかりません。

また、膝を開きすぎないことも大切です。

膝はあまり開かない

「膝を開きすぎない」

男性であれば、こぶし一個分くらい。

女性であれば、膝は閉じたほうが良いです。

なぜ、膝を開きすぎないほうが良いのかと言えば、膝が開くと骨盤を立てて座ることができなくなるからです。

また、膝を開いて座ると、足首や膝が歪み、O脚やX脚の原因となってしまうからです。

一見膝を開くことは、他愛もないことであるかのように感じますが、一日数時間そうしている時間があると、一ヶ月・一年で何時間そうしていることになるのかを考えるととても怖いです。

ですので、なるべく膝を開かず、骨盤を立てて座りましょう。

膝を閉じるのが難しい方は、膝を紐などで縛ると楽に座ることができるのでオススメです。

5.あなたの肩こりの状態は軽症?重症?

肩こりには大きく分けて、軽症重症かがあります。

まずは、自分がどちらなのかを判断する必要があります。

①軽症肩こりの判断基準

・肩こりを感じ始めてから1年以内である

・肩こりを感じるのは、仕事の時だけである

・マッサージ店で肩をマッサージしてもらうと、一ヶ月は効果が保つ

・手にしびれや違和感がない

・頭痛や吐き気を伴わない

②重症肩こりの判断基準

・数年肩こりに悩んでいる

・仕事の時以外でも、肩こりを感じる

・マッサージでは効果がない

・手に痺れや違和感がある

・頭痛や吐き気を伴う

6.肩こり予防&対処法(軽症の方)

肩こりが軽症の方は、どういう状態かといえば

筋肉がこっているだけで、関節は硬くなっていない

状態です。

ですから、筋肉をマッサージするだけで、肩こりはすぐに改善します。

そして、「座り方」に気をつけると共に、以下の対策をすれば、完璧です。

①肩甲骨を動かす

座り方に気をつけた後にやることは、肩甲骨を動かすことです。

どのように動かせば良いのかといえば、

肩甲骨を内側に寄せる」

ことです。

これは、無意識に皆さんがやっています。

姿勢が悪くなると、肩甲骨は外側に開いて固まります。

ですから、肩甲骨を内側に寄せたくなります。

肩甲骨が内側によるようになれば、肩こりにはなりません。

また、最近よく言われるようになった「肩甲骨はがし」というのは、肩甲骨と肋骨の間に隙間ができるようにする整体手技であり、この状態になるのにも肩甲骨が内側に寄っている必要があります。

②血行を良くする

また、血行を良くすることも大切です。

これには温まる食べ物や飲み物、入浴が勧められます。

しかし、あくまで大切なのが、座り姿勢を良くすることです。

座り姿勢をよくすることなしに、これらの対処法をためしても、効果はありません。

③精神的なストレスをためない

精神的なストレスがあると、血行が悪くなります。

また、肩やあごの筋肉に力が入り、肩こりの原因となります。

精神的なストレスには、深呼吸や意識的に肩とあごの力を抜くことが有効です。

特に、あごに力が入っていると、肩の力が抜けませんので、あごの力を抜くことを優先しましょう。

7.整体における肩こりの対処方法(重症の方)

重症の肩こりの方ですと、座り姿勢が悪いままで体が固まってしまい、猫背の状態になっています。

体が固まり、猫背姿勢が定着すると「関節が硬く」なります。

筋肉が凝ったり、硬くなったりしている状態でしたら、マッサージや運動や入浴などで、肩こりが改善します。

しかし、関節が硬くなると、自分の力だけで解決するのが難しくなります。

この場合には他人の手助けが必要になります。

ここでは、整体において重症肩こりの方にどんな施術を行うのかをご紹介します。

①全体的な姿勢

まずは、猫背姿勢になっていないかを確認します。

背中が丸まっていないか?

巻き肩になっていないか?

頭が前に出て、顎が上がっていないか?

などを確認していきます。

②骨盤の歪み

次に骨盤が歪んでいないかを確認します。

骨盤が歪んでいると、座り方が歪みます。

すると、肩こりになってしまいます。

ですから、骨盤の歪みを整えることは、肩こり整体施術をする上で、土台となります。

③背骨の硬さ

背骨の硬さは、肩こりがどのくらいで治るのか?の指標になります。

背骨が硬ければ硬いほど、肩こりが治るのに時間がかかります。

ソファーに寄りかかり、足を伸ばして座る習慣のある方は、腰から背中の背骨が大変硬くなっていますので、その座り方はやめましょう。

④肩甲骨の位置と動き

そして、骨盤と背骨が整った状態ではじめて、肩甲骨の位置と動きをよくすることができるようになります。

肩甲骨の位置は肩こりと直結していますので、肩甲骨の位置を整えて、動きを良くすることは大変重要になります。

⑤肋骨の硬さ

肋骨がどのように肩こりと関係するのか?と思われるかもしれませんが、肋骨の硬さは、肩こりを大いに関係があります。

それは肋骨が硬いと肩甲骨が動かなくなり、肩甲骨が動かないと肩の筋肉が引っ張られてしまうからです。

このように、重症の肩こりの方は、関節まで硬くなってしまっているので、筋肉をマッサージするだけでは、なかなか改善が難しいです。

であるからこそ、多くの方が肩こりに悩んでいるのだと思います。

軽症であれば、座り方に気をつけて、運動や休養によって十分に肩こりに対処することが可能です。

重症の方は、専門家の手助けに頼ることが必要です。

8.重症の肩こりの方はどこに手助けを求めれば良いのか?

重症の肩こりを治してくれる場所はたくさんあります。

またその手段も様々あります。

ですから、まずは自分に合いそうだとおもう場所に行くのが良いです。

①病院に行く(整形外科 or 内科)

重症の肩こりの方の中には、内臓の病気や、腕の痛みやしびれを伴う方がいらっしゃいます。

肩こり以外に、何かの気になる症状がある方は、まず病院に行きましょう。

内臓の異常であれば、内科に、痛みやしびれの場合は整形外科に行くのが良いです。

②ヨガ・ピラティス・スポーツジムに行く

自分で運動するのが好きな方は、ヨガピラティスなどに行くこともオススメです。

運動ができるのであれば、適切に運動をすることで、関節の硬さが柔らかくなります。

スポーツジムに関しましては、自分だけではなかなか適切にトレーニングをすることが難しいので、トレーナーの方についてもらいましょう。

③整体院・整骨院・エステサロン・マッサージ店に行く

病気ではなく、自分で運動するのが苦手な方は、整体院か整骨院に行きましょう。

整体院か整骨院かどちらに行けば良いのかは、どちらでもよいです。

一昔前は、整骨院で保険を使って肩こりの治療を行うことができましたが、今は整骨院でも自費のみの治療になりますので、整体院と整骨院の違いは、肩こり治療におきましてはあまりありません。

また、エステサロンやマッサージ店は主に筋肉を柔らかくするところですので、関節を柔らかくする必要のある重症の肩こりの方は適応しません。

軽症の肩こりの方は、エステサロンやマッサージ店は最適です。

9.肩こりは不治の病ではありません

肩こりに長年悩まれている方は、肩こりは治らないもの、肩こりは一生付き合っていくものと思っています。

しかし、肩こりは適切な生活習慣の改善と、適切な施術によって解決します。

すぐに治る肩こりの人は筋肉が硬くなっただけの、軽症の肩こりの方です。

重症の肩こりの方は、関節が硬くなっているので、関節を柔らかくしないと肩こりが良くなっていきません。

肩こりは不治の病ではありません。

10.肩こりのオススメセルフケア

私が普段、整体院でおすすめし、私自身も行っている肩こりのセルフケアがあります。

それは、肩甲骨の間にあるコリを「マッサージ道具」で押すという方法です。

肩こりマッサージ器

「マッサージ道具」

これは「100円均一」のお店にもありますので、是非お試しください。

これに加えて、座り方を気をつけて、肩甲骨を寄せる運動をすれば、かなりの肩こりが改善します。

また、より効果的な方法として

ゴルフボールかスーパーボールを下に置いて、仰向けに寝る

という方法もあります。

うまい具合に、肩甲骨の間のコリに当てじっとしているだけで、肩こりが見る見る良くなります。

11.まとめ

肩こりの対策として大切なのは「座り方に気をつける」ことです。

その上で

①肩甲骨を動かす

②血行を良くする

③精神的なストレスを解消する

ことで、肩こりが改善していきます。

また、重症の肩こりの方は、関節が硬くなってしまっているので、マッサージなどで筋肉を和らげても効果が一時的です。

ですから、専門家の手助けにより、関節を柔らかくすることが大切です。

[いまい整体院のご案内]

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営業時間:10:00~21:00(最終受付20:00)

整体料金:5000円(初回6000円)

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アクセス

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ブログの著者紹介

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いまい整体院 院長

はじめまして、千葉市いまい整体院院長の今井 優です。

私は、高校生の頃からはじまった原因不明の体調不良に十数年間悩まされました。

そして、病院で異常が見つからなかったために、様々な健康法を試したり、整体法や矯正法を学ぶことで、自分の体調不良を克服しました。

その過程で、人間の健康を作っているのは「姿勢・心・食」の3つの要素にあると確信しました。

千葉市で開業しています「いまい整体院」は、私の得た知識や技術を、私と同じような心身の不調に悩まされている方の為に役立てたいという思いから、はじめました。

いつまでも治らない慢性症状や、病院では原因がよくわからない体調不良にお困りの方は、いまい整体院にご相談ください。

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