最新の認知行動療法、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)の理論の元になっているものの中に

関係フレーム理論(RFT)

があります。

関係フレーム理論というのは、

人間の思考や感情が、様々な関係性の元に結びついていく

ことに対する理論です。

例えば、

「雨」⇒「傘」⇒「持ち歩くのが面倒」⇒「外出が嫌」

などの結び付きです。

いわば、

思考と感情と行動との連想ゲーム

です。

これは、人間としてとても大切な機能なのですが、

同時に精神的な苦悩

を引き起こします。

何故かといえば、

嫌な思考・嫌な感情が結びついてしまう

からです。

嫌な思考・嫌な感情はすぐに忘れられれば良いのですが、人間の脳は、これも互いに結びつけてしまいます。

これが、人間が動物で唯一、苦悩する原因になっています。

嫌な思考・嫌な感情が様々な思考・感情と結びつく

嫌な思考や嫌な感情は、様々な思考・感情と結びついています。

例えば、それを体験した時の情景・音・におい・気持ち・言葉などです。

そして、その結びつきは勝手に起こります。

自分で結びつけようと思ってやっているのではないので、逆に、その結びつきをなくそうと思っても出来ません。

これが困った点です。

これが、嫌な思考や嫌な感情が中々無くならない原因です。

嫌な思考・嫌な感情が引き起こされるキッカケが日常には溢れている

そして、さらにタチが悪いことに関係付けられた、情景・音・におい・言葉などが、日常に溢れている事です。

これらのきっかけに触れるたびに、嫌な思考・嫌な感情が立ち上がり、引き起こされます。

これは本当に辛いことです。

ですが、言葉を身につけた人間の宿命であるとも言えます。

人間は、どんな人もこの機能を持っているので、この苦しみから逃れられる人はいません。

人間は、苦悩を抱えたままで生きていくしか方法がありません。

嫌な思考・嫌な感情を無くそうと対処すればするほど、関係付が強くなる

しかし、幸いなことに、苦悩を抱えた状態でも、自己実現が出来ます。

自分らしい、自分だけの、生き生きとした人生を生きることが出来ます。

ですが、

嫌な思考・嫌な感情を無くすことが人生の目標になるとそれが出来ません。

色々な気晴らし

やりたいと思ってやっている趣味

リッラクス法や運動など

これらのことを

本当にやりたくてやっているのか、嫌な思考・嫌な感情をなくすために、気をそらすためにやっているのか

を考えることはとても大切です。

もしも、嫌な思考・嫌な感情をなくすため、気をそらすために行っているのであれば、それはそのまま置いておいて、自分の本当にやりたいことをやりましょう。

それは、十分に可能で、今すぐにできます。

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