辛かった猫背矯正ベルトも怖くない理由

猫背を治したいと思った時にはいくつかの選択肢があります。

整体院や整骨院で猫背矯正を受ける

運動や体操で治す

猫背矯正ベルトを使う

などです。

この中で、一番簡単なのが、猫背矯正ベルトを使うことなのですが、猫背矯正ベルトを使った時に、

「猫背矯正ベルトが辛い!!」

という方がいらっしゃいます。

この猫背矯正ベルトが辛いという状態ですと、ベルトを付け続けることができないので、結果的に猫背を治すことができません。

では、なぜ猫背矯正ベルトが辛いのでしょうか?

ここでは整体師の視点からお話させて頂きます。

猫背矯正ベルトが辛い3つの原因とその対処方法

1.あなたの猫背のタイプに、猫背矯正ベルトが合っていない

猫背には実はいくつかのタイプがあります。

①背中の丸まるタイプ

背中丸まり猫背

「背中の丸まるタイプの猫背」

②肩の位置が前にズレる巻き肩タイプ

巻き肩猫背

「巻き肩タイプの猫背」

③頭の位置が前に出るタイプ

頭出し猫背

「頭の位置が前に出るタイプの猫背」

の3つです。

そして、猫背矯正ベルトはこの3つ全てに対応することが出来ません。

このタイプの中で、猫背矯正ベルトで対応できるのが、

「背中の丸まるタイプ」と「巻き肩タイプ」

です。

ただ、猫背矯正ベルトにも2種類あり、

「背中の丸まるタイプ」「巻き肩タイプ」両方に対応するタイプ

「巻き肩タイプ」にのみ対応できるタイプ

とがあります。

肩にだけベルトがあるのが、「巻き肩タイプ」にのみ対応

肩と背中にベルトがあるのが、「背中の丸まるタイプ」と「巻き肩タイプ」に対応

しています。

ですから、それぞれのタイプにあった「猫背矯正ベルト」を使いましょう。

そして、問題なのが、「頭の位置が前に出るタイプ」の方です。

このタイプの方は、「猫背矯正ベルト」で猫背を矯正することができません。

「頭の位置が前に出る」タイプの対処方法

「頭の位置が前に出る」タイプの方が、猫背矯正ベルトをすると、

頭の位置が前に出ているのに、肩や背中だけ伸ばされるので、猫背矯正ベルトが辛いということが起こります。

ですので、このタイプの方が猫背矯正ベルトを付けるときには、頭の位置を、良い位置にする必要があります。

具体的には、耳の位置が肩よりも前に出ているので、

肩の上に、耳が来るようにする

という事です。

1.頭が前

頭の位置が前に出ている

2.肩の上に耳

頭の位置を戻す

しかし、首の関節が硬いと、この位置に頭を戻すことができません。

その際には、アゴを手で後ろに押すというストレッチで首の後ろを伸ばすと良いです。

顎を後ろに引くストレッチ

顎を引くストレッチ

2.骨盤と腰に原因がある

猫背と聞くと、背中が丸いというイメージがありますが、実は

「骨盤と腰」の状態

が大きく関係します。

ですので、骨盤が歪み、腰が硬くなると、猫背矯正ベルトが辛くなってしまうことがあります。

猫背の原因となる、骨盤と腰の硬さは、

「座り方」の悪さ

が影響します。

では、どんな座り方かといえば、

骨盤が後ろに倒れる座り方

です。

悪い座り方

「骨盤が後ろに倒れる座り方」

写真でわかるように、この座り方をすると、背中が丸まり、巻き肩になります。

ですから、骨盤と腰が硬いせいで、猫背矯正ベルトが辛い方は、座り方を治す必要があります。

対処方法

では、どのように座れば良いのかというと、

骨盤を立てた座り方

です。

良い座り方

「骨盤を立てて座る」

この座り方が習慣付くと、写真のように、腰が伸び、肩の位置が良い位置に来るようになります。

このように、骨盤を立てた良い座り方を習慣付けた上で、猫背矯正ベルトを使いましょう。

※座り方についてはこちらでもご説明しています。

膝を閉じて座ると骨盤が閉じて姿勢が良くなる

膝を閉じて座る(膝をつけて座る)と骨盤が閉じて、姿勢が良くなる

3.猫背のタイプは合っているが、関節から硬くなってしまっている

猫背のタイプと、猫背矯正ベルトの種類が合っていても、猫背の年月が長いと、関節が硬くなってしまって、猫背矯正ベルトをつけても、良い姿勢になれないことがあります。

その際には、ストレッチ・運動によって、硬くなってしまった関節を柔らかくする必要があります。

対処方法

猫背を改善するストレッチ・運動には3種類あります。

この3種類のストレッチをすることで、

「背中の丸まるタイプ」「巻き肩タイプ」両方に対応するタイプ

「巻き肩タイプ」にのみ対応できるタイプ

この両方の猫背矯正ベルトが辛い場合に対処出来ます。

①上に伸びるストレッチ

伸びストレッチ(上方向)

「上に伸びるストレッチ」

この上に伸びるストレッチは、

・背骨が伸びる

・巻き肩が治る

という効果があります。

もちろん座ったままでもできますので、簡単に実行できるストレッチです。

②下に伸びるストレッチ

伸びストレッチ(下方向)

「下に伸びるストレッチ」

このストレッチも背中が伸びて、巻き肩が治ります。

「上に伸びるストレッチ」では伸ばすことができないところが伸びます。

「上に伸びるストレッチ」と「下に伸びるストレッチ」を両方行うと良いです。

③肩甲骨を寄せて、上げ下げする運動

肩甲骨を寄せるストレッチ

「肩甲骨を寄せる」

肩甲骨の上下運動

「肩甲骨を上げ下げ」

最後にこの肩甲骨を寄せて、上げ下げする運動をすると、硬くなってしまった関節が柔らかくなります。

この3つのストレッチと運動を習慣にすることで、猫背矯正ベルトが楽になってきます。

まとめ

猫背矯正ベルトを付けた時に辛いことがあります。

それには3つの理由が考えられます。

①あなたの猫背のタイプに合っていない

②骨盤と腰が硬い

③関節が硬くなってしまっている

もしも、あなたが猫背矯正ベルトを付けた時に、辛いと感じた時には、この中から原因を特定して、対処法を実践してみてください。